備忘録

人の幸せを祝えなくてもいいと思う

今年もお疲れさまでした。

先日ふと思い出したこと。中学3年生の頃、自分の将来をテーマに作文を書きそれをみんなの前で発表するということがあった。その際に自分は「この先どうするかは決めていないが絵は描き続けていきたい」というようなことを書いた。それに対して聞いてくれたみんなが感想を書いてくれ、それを先生が冊子にしてくれて渡してくれた。
その中である同級生が「自分は美術の時間、誰かの作品を見て驚いたりすることはなかったんだけど神咲の作品はすごいなって思って見てたから絵は続けてほしいなと思ったから頑張ってください Fight」と書いてくれていて、当時も今も読む度に涙ぐんでしまう。こんな風に言って貰えることって本当に有難いことだし、あなたのそのメッセージのおかげで今日まで、そしてたぶんこれからも私は絵を描き続けていけるのだと思います。有難いなぁと心から思った。

下半期というかここ1ヶ月くらいで
敬慕していた方、仲良くしていた同期、すきだった同級生、叔母とパートナー、と久しく連絡を取っていなかった各位にコンタクトを取った。
すきだった同級生にはまさに今日、コンタクトを取ったのだけれどとても緊張した。何しろ数年ぶりの連絡だったので。懐かしくなって連絡をしたのだけれど、みんなあたたかい返事を返してくれてその上「心配してたよ」と声を揃えて言わせてしまい申し訳なかった。思ってた以上に自分のことで手一杯だったのだなと気付かされた。あたたかく迎えてくれた各位に心からの感謝を。来年は頂いたあたたかさに対して誠実さで返していきたいです。

ほぼ毎日DMを通じて連絡を取っている友だちがいるのだけれどその子が成人したら老人会(昔のボカロをカラオケで歌う会)をしようね それまで生きててねって言われて、少し先の「いつか」のために生きようねって、こういうこまめに適当な約束をして生きようって約束をした。この子がいなかったら言葉通り私は死んでいたかもしれないので有難い存在だなと思った。いつかやろうねって言ってたこと、いつか全部やってやろうね。

今年は沢山絵を描いたなぁと思う。56枚描いたんだって。すごいね。来年も沢山描きたいね。基本は楽しく1人で描いてこられたけれど評価されたくて仕方なくなった夜もあったね。でもそのために描くのは違うってわかってるもんね。でも評価されたい夜だってあるもんね〜〜〜難しいね 上手く付き合っていきたい。

評価の話で思い出したんだけど、ジャンル問わず友だちがほしい。人様の作品を見て刺激を受けたいし、自分の作品も愛したいし愛されたい。でも大人になってから友だちを作るのって難しいよねって蘭たんも言ってたよね。ほんと、その通りだと思う。身をもって痛感してる。来年の目標は「依存先を増やす」にした。ほんと、そうしていきたい。

蘭たんのお名前が出たんだけど、私は「ジャック・オ・蘭たん」にすごく救われた。そして彼を経由して知った「ナポリの男たち」に現在進行形でとても救われている。年明けの空気が昔から苦手で仕方ないのだけれど、今年は蘭たんから年賀状が届くし2日にはナポリの放送がある。とて楽しみ。あとヒットソングメドレーの「hacchi likes apples」めちゃくちゃかっこよかったよね。

描き納めもナポリ納めもしたんだけど、読もうと思っている斜線堂先生のアンソロと君と僕。の続きが読めていないまま年を越してしまうのが少し心残り…読もう読もうと思って結局読めず仕舞い。来年の楽しみということでゆっくり読もうかな。

先日、かわいいマグカップを2つお迎えした。おんなの子とおとこの子とパンダとねこが描かれているとってもかわいいマグカップ。最近はもうこの2つしか使っていない。お気に入り。お母さんに見せびらかしたところ、「瀬奈はかわいいものを見つけるのが上手やね」と言ってもらい少し照れてしまった。嬉しかった。

私の家では新年は新しい衣服で迎えるという風習があるので、今年も新しいパジャマを買った。紅色の下地にくまのぬいぐるみが描かれているパジャマ。それに左手首に小さなブレスレット、右手薬指と小指にシンプルな指輪をして新年を迎える。

来年は今年以上に私生活がどうなるかわからないので不安もあるけれど、どうにかしていきたいなぁと思う。
これで今年は書き納め。来年もマイペースに書いていければいいな。来年は今年よりも穏やかで優しい年になりますように。