備忘録

人の幸せを祝えなくてもいいと思う

拝啓

"君がいたことが宝石になった日"/BUMP OF CHICKEN
https://youtu.be/4Sd3iIdM4Co
昔からすきな曲なんだけど"宝石"になったって、"思い出"になったって意味なのかなぁ…と。君にはもう会えないんだろうなぁと勝手に思ってる。

思えば遠くまで来たんだね。
と数日前、絵を描きながらふと思った。久しぶりにあなたのブログを読み返していて、あぁとてもよく頑張っていたんだなぁと思ったよ。

眠れない夜や不安な夜のお守りが増えてきて、それはとてもいい事だと思った。それと同時に、お守りが増えるということはそれだけの夜をあなたは乗り越えてきたのだということだと気づかされた。指輪にタトゥーシール、ブレスレットにマグカップ1杯分のココア。眠れない夜は眠れないままでいいのだと知ってから心が随分と楽になったけど、たまに訪れる不安感には慣れないね。上手いこと付き合って行ければいいんだけど。目に入る度に笑顔になるからタトゥーシール、また買おうね。お守りはいくつあったっていいんだから。

ムーミンの画集を買ったんだけど、作者のトーベ・ヤンソンが「自分のために描いている」と言っててよかった。昨日見たセーラームーンの作中に出てくる画家は「この絵を見た人が幸せになりますように」と言ってて、ブルーピリオドの森先輩の言葉を思い出した。私は私の絵を見てくれた人の夜に寄り添えるようにって思って描いてるんだけど、夜以外にも寄り添えたらいいな…結局、自分が救われたいがために描いているのだな…と思い知った。そりゃそうだよね。

スケッチブックが4冊目に入りました。今お休みしてるからっていうのが大きいけど今のジャンルにきてから描くスピード上がったね。私が死んだらこのスケッチブックと日記帳とノートをお世話になってるあねに送り付けようって勝手に思ってる。激重。確かに生きていたという証拠と死に価値を見出したいと思ってしまう。

まだまだ描きたいものがある一方で、死にたい気持ちは付きまとっていて、でもそれはたぶん切り離すより上手く付き合って行けるようにした方が吉っぽいのでそうできたらいいね。

過去のあなたのブログを読んで、もう少し自分に優しくしてもいいのかもしれないなぁ…と思いました。ありがとう。